人気ブログランキング | 話題のタグを見る


イタリアで生活する歌手   渡辺弘樹が送る      「アナログ」な生活…


by mondoarmonia

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

フォロー中のブログ

生きる詩
gyuのバルセロナ便り ...
Gomamongara ?
◆ Mamma ho f...
農のいろは塾 ≒ 行った...
イタリア子連れ放浪記
ばーさんがじーさんに作る食卓
Ryoの気ままにフォトブログ
buonviaggi.e...
ぼのこじ日記
La Vita Tosc...
2008年にイタリアンレ...
彩つ頃
Vivere in To...
GREEN AVENUE
トルコ子育て生活
イタリアを楽しもう!
おいしい田舎から...d...
Piano piano-...
海の向こうで(カリフォル...
施基彩々
奈良 野菜ソムリエの店 ...
Paw
ほんのわの読書日記   ...
It's a うさラビ ...
Facciamo una...
Alex's Diary
女は度胸!やるっきゃないもん
SCRAP BOOK  ...
フランス Bons vi...
Diario
VINO! VINO! ...
Sotto il Cie...
IL Nostro Ni...
カッラーラ日記 大理石の...

携帯からはこちら・・・

http://mblog.excite.co.jp/user/analogico

よろしく!

掲載写真の無断使用は
お断り致します。

Copyrights(c) 2007
All rights reserved by mondoarmonia

人気ブログランキングに参加しています! 
ご訪問の際は是非この下のロゴを1クリック、お願いします!
皆様の清き1票を!


人気blogランキングへ



HEROへ直接メールしたい方は  こちら!
hiro_w_it@hotmail.com



エキサイト以外のブログ

Ride on Music!
春日町まで
『5月の歌』という名のレストラン
ジャックとブリだーと『田舎な香港』
ドイツ発 あたし的ブログ
ドラゴンストーリー イタリア料理
薫子流♪アロマテラピーケア日記
ミラノ駐在ブログ
あやのすけきままなお散歩
夢にしがみつく
東の果てのユートピアン
ミラノ暮らし
jacqueline a genova
てげてげで行こう!
やのともこの部屋
Dolce Foto ワンコ写真を甘く、ゆるく・・・

カテゴリ

全体
Teatro - 劇場・仕事
amici - 友人
natura - 自然
cibo - 食
column - コラム
altro - その他
profilo - プロフィール
未分類

最新のトラックバック

以前の記事

2025年 04月
2025年 01月
2019年 02月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 05月
2011年 04月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 09月
2009年 07月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 01月

ライフログ

検索

タグ

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

日々の出来事
料理・レシピ

画像一覧

さらなる難病との戦い

さらなる難病との戦い_e0104154_14411340.jpeg


お久しぶりです。

また復活ですかね〜
このブログも。

数年前に難病発病して以来、なかなか調子の良い日は長く続かず2年前から倦怠感がひどくなり、また後縦靭帯骨化症が悪くなったのかと調べたところ、そちらは異常なし。
背中を何度も切ってるから自律神経がおかしくなっているんだろう・・ということでしたが、納得いかず、いくつかの病院周り。
どこでも同じようなことを言われ、それでも納得いかず、自分でありとあらゆる症状を書いて、ネットで検索。
そこから導き出された可能性のある病名を、一つずつ調べ、その病気には何科に行けば良いのか検索。。
そしていくつかの病院を周り、最終的に辿り着いたのが内分泌内科。
「異常があるのですぐに大きい病院で精密検査を受けてください」
とのことで、検査入院。
そこで判明したのが副腎皮質機能低下症(アジソン病)ですということ。
逆に、よくここまで倒れずに生きてこれましたね、それにどうやってここまで辿り着いたのですか?と不思議がられた。
それから治療が始まるが、要は出なくなったホルモンを補充してあげればすぐに倦怠感は取れますよ。。
とのことでしたが。。。
気持ち良くなった?というくらいで、あまり変化は出ず。。
そのままイタリアへ戻り仕事を始めるも、ず〜っと調子悪く、やっぱりおかしいからと、年末に帰省、再精密検査。
そこで、脳下垂体前葉機能低下症も判明。
『まるで難病デパートやぁ〜』って感じでした。
これからいろんなホルモンが出なくなってくるでしょう。。
さらに昨年イタリアにいる時に激痛と高熱で死にそうだった時期が何回もあり、帰省前に友人に連れられいったエコー検査で胆嚢がんの疑い有りだからすぐになんとかしなさいと言われ、予約を試みるも余核が取れたのは次の年の五月。
日本に帰って調べます。。
ってことで、それも検査。
よくわからず。。
開けてみないとわからない。。。と。
とりあえず開けてみたら、すでに胆嚢は死んでたようで。。
体内に死骸があるのも嫌なもんです。
そして、左唾液腺に悪性の腫瘍も見つかり、それもどうにかしないといけないと。。

全く今まで病気なんかしたことないのに、なんで今になってこんなに出てくるのか。。
本当に不思議なのは、普通に血液検査したら全て健康、異常なし。
血管と血液の年齢は20代ですって言われたのに。。。
難病はある。。という不思議さ。

最近よく思うのは、どこの分野、どの仕事にもいると思うけど、その職についてから、ずっと上を目指し、研究に研鑽を積んでいく人、とりあえず食べていければいいからと職につけた時点で、研鑽を辞める人。。
いろんなタイプがいます。
僕が経験したのは医者にもそういういろんなタイプがあって、倦怠感がひどいと言ったら、「運動してみてください」、「食事に気をつけてください」、「不規則な生活はしないように」などなど、一般的に、俺でもそんなこと言えるわ。。。ってことで済ませる医者もいます。
倦怠感とか痛みはその人にしか測れないもので、なかなか伝わりにくいものだけど、でもそrを汲み取ってくれて本当のプロなんじゃないかと思ったり。。
言いたいこと言ってますが。。
自分のように、患者側にいる人も、「年だから」とか、「あぁ、もう疲れが取れなくなってきた」とか自分で自己診断してる人いますよね。
でも、もしかしたら病気、しかも難病かもしれません。
そんな人もいるんです。
何か普段と違う症状や、変化があったときは、一度、病院に行ってみるのもいいかもです。
いい先生にあたれば、必ず助けてくれるでしょう。。
いい先生に当たるかどうかは、あなた次第ですが。。



# by mondoarmonia | 2025-04-21 14:41 | altro - その他

渡辺弘樹の劇的な生涯😃

渡辺弘樹の劇的な生涯😃_e0104154_16172395.jpeg
                 小沢さんはフィレンツェに来るといつもウチでご飯食べてました。。



幼い頃から動物が大好きで、将来は獣医になることを夢見ていた。

県立舞鶴高校に進学し理系、生物専攻という少人数クラスへ進み夢へ向かっていた。


しかし高校2年の冬、思いがけない転機が訪れる。


ある日、音楽の授業中に当時の音楽教師から勧められたのは、県主催の高校生音楽コンクール。人前に立つのが何よりも苦手だった渡辺は、当然のように出場を断った。だがその決意をあっさり揺るがせたのは、教師の何気ないひと言だった──


「コンクール当日は丸一日、公欠にしてあげるよ」。


その日一日、授業を受けずに済む。──ただそれだけの理由で出場を決めた。

クラシック音楽にはまったく興味がなかったにもかかわらず、初めての挑戦で、彼は最優秀賞を手にすることになる。やがてこの出来事は、ただの「ラッキーな一日」を超え、彼の運命の軌道そのものを大きく変える扉となっていく──


「獣医になりたい」という夢のその先に、誰も予想し得なかった「音楽の人生」が静かに始まっていた。


舞台に上がるまでは緊張して心臓はバクバク、授業で当てられるのも嫌だったのに、人前で歌うなんて。。。

しかし、歌い終わって舞台脇に帰ってきた時のあの爽快感、満足感。

今まで感じたことのない感覚だった。

両親にさえ内緒で出場した、県主催の高校生音楽コンクール。


『舞鶴高校の渡辺くん、最優秀賞』


翌朝、新聞の地域欄には、入賞者として自分の名前と写真が堂々と掲載されていた。

トイレで新聞を開いた父は、その瞬間、顔色を変えた。


「こんなことしてるから、成績が上がらないんだ。すぐにやめなさい。」


その言葉は、まるで冷たい刃のようだった。

しかし、そのコンクールで最優秀賞を受賞したことで、次なるステージ——『瀧廉太郎記念西日本声楽コンクール』への出場が決定していた。

それを告げると、父はしぶしぶ「それなら仕方ない。それが終わったらすぐにやめなさい」と一言。


だが、そのコンクールで「優秀賞」をいただいたことで、事態は一変する。


新聞にはさらに大きく自分の姿が報じられ、その記事を目にした県立芸術短期大学の宮本修助教授(当時)から、一本の電話が入った。


「本格的に声楽を学んでみませんか?」


父の返事は、「馬鹿にしないでください」と言い放ち電話を切るという、まさかの反応だった。

それでも、心は決まっていた。

どうしても音楽をやりたい——その想いは日に日に強くなり、ついに両親の猛反対を押し切って、自ら音楽の道へ進む決意を固めた。


すべては、あの日の新聞記事から始まった。両親の強い反対を押し切り、高校3年生の時に自らの強い意思でピアノを購入してもらい、両親、親戚の反対のまま音楽の道へと歩み始める。

高校でのコースは当時、理系にいた生徒は3年生に上がるときは国立文系コースには変われても、私立文系コースには変われなかった。

ただどうしても国立文系コースに行きたくない理由があった。

公立コースは5教科全てを勉強する。

音大受験では国語と英語だけ。

そんほかの教科はいらないのである。

それに音楽の勉強「楽典」というものも勉強しなくてはいけなく、5教科やってる場合ではなかった。

ピアノはモーツァルトかベートーベンのソナタを一曲弾かなくてはいけない。

聴音(流れる音楽を聴いて楽譜に書きとる)もやらなければいけない。

今まで何もやってこなかっただけに、10ヶ月ほどで全てを習得しなければ音大合格はない。


歌のレッスンと同時にピアノのレッスン、ソルフェージュのレッスンも始まる。

ピアノとソルフェージュは歌の先生の奥様に教えてもらう。

ピアノは順調?に進み、ソルフェージュも先生がびっくりするほど聴き取れた。。

絶対音感があったのだ。

だがこの3年生の年が平成元年。

なんと、ピアノの先生が妊娠。

「先生、妊娠してるんちゃう?」

「えぇ〜、まだ誰にも言ってないのに、なんでわかったん?」😱


昔から絶対人間感もあって、そういうのを感じる人間だった。


クラシック音楽の知識はまったくのゼロ──そんな中で飛び込んだ未知の世界でしたが、幸いにも持ち前の優れた耳と、ピアノへの深い愛情に支えられ、見事大学受験を突破。国立音楽大学へと進学。

大学時代には、往年の名歌手・田口興輔氏に師事。

“イタリア・オペラを歌わせれば右に出る者はいない”と謳われた巨匠のもとで、本格的に声楽の道を歩み出すことに。

その後、国立音楽大学声楽科を首席で卒業し、矢田部賞を受賞。同大学院を優秀な成績で修了。在学中より音楽・芸能業界での活動を始め、プロのボイストレーナーとしても多くのアーティストの指導にあたった。大学院修了後はイタリアに渡り、イタリア国内の批評家や国営放送局が後援したリサイタルでソロデビューを果たす。このソロリサイタルを皮切りに、ヨーロッパ各地での公演を重ねてきた。

これまでに、メータ、ムーティ、アバド、コンロン、ビチコフなどの世界の巨匠達と共演。


フィレンツェで出演した《リゴレット》は、本人のキャリアにおけるひとつの到達点とも言える舞台でした。


ヴェルディの傑作《リゴレット》は、技巧だけでなく、深い人間性と感情の濃度が要求される作品。

渡邉さんは、タイトルロールのリゴレット役として登場

その演技は、単なる歌唱力にとどまらず、父としての愛、道化としての悲哀、人間としての怒りや脆さまでもを内包し、まさに「歌と演技の境界を超えた存在」として観客の心をつかみました。

新聞各紙で「まさにこれこそ真のリゴレット。そして全イタリア人キャストよりもはっきりと言葉の聞こえる素晴らしいリゴレットだった」と、好評をいただく。


音楽と食文化の両分野において国際的に活動する人物である。

また、長年のイタリア滞在を通して食文化(スローライフ・スローフード)への理解を深め、イタリア政府認定のオリーブオイル・ワイン・蜂蜜のソムリエ資格を取得。現在は国際音楽コンクールの審査員も務める傍ら、日本とイタリアの音楽と食の橋渡し役として、正規輸入・啓発活動なども行っている。


現在、2018年より国指定の難病「後縦靱帯骨化症(頚椎・胸椎・腰椎)」を、2023年より「アジソン病」、2024年より「脳下垂体全容機能低下症」と闘いながらも、音楽活動を止めることなく継続。自身の経験を通じて、同じ病を抱える方々に力と勇気を届けることを信念としている。



#国指定難病 #オペラ #ソムリエ 


# by mondoarmonia | 2025-01-01 01:01 | altro - その他

再会と再開

ご無沙汰しています。

数年ぶりのブログ、これを機に再開しようと思います。 ぼちぼちとですが。。。(笑)


2019年ももう2月になってしまいました。 ご連絡遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします!

突然ですが、報告しなければいけないことがあります。

実は昨年、8月のコンサート後イタリアへ戻る前になりますが、実家の家族がお世話になっている、医院の先生のアドバイスがきっかけで、難病を発症したことがわかりました。
ずっと長い間、みなさんに報告するかどうか、このまま報告せずに何もなかったことにしようとも思っていましたが、色々考えた上、今日皆さんに報告することにしました。
病名は、後縦靭帯骨化症という病気で、僕は頚椎後縦靭帯骨化症、胸椎後縦靭帯骨化症、腰椎後縦靭帯骨化症を発症していることがわかりました。
この病気は国指定の難病で、未だなぜ発症するのか、また完治することができないという理由で、難病指定されています。
最初は人にはあまり言いたくないなぁ・・・と思っていたのですが、入院中色々と考えたり、色々な病気で苦しんでいる人、僕なんかよりもっともっと大変なコンディションで闘病している方を見たり、また、入院直前にたまたま行われた後縦靭帯骨化症患者とその家族の会に参加し、自分と同じ病気で苦しんでいる方々や、その家族の方達と知り合ったこともあり、今日皆さんに報告することにしました。
僕は本当に運が良く、初期の状態で病気がわかったことで、手術、治療によりかなりの症状改善が見られるということで、大勢の方々が術後も発見が遅かったことなどの理由から、車椅子生活を強いられているのに、うじうじと『なんで俺が?』と悩み嘆いていくことより、自分は頑張って闘わなければ。。。また、全面的に協力してくれている両親に少しでも、これ以上心配をかけないように、そして今現在仕事とうちの子のキリちゃん(チンチラです!)の世話のためにやむなく離れて暮らし一人フィレンツェで大変な生活を頑張っている妻への感謝と労いも兼ねて、このまま隠して生活せず皆さんに報告することにしました。
今のところ2箇所の手術は無事終わり、毎日リハビリに励んでいます。入院して手術後、初期の頃はただただ痛みと無力さに落ち込んで何もできませんでした。最初の手術後はほんとに激しい痛みがあり、モルヒネ漬けにも関わらず一週間全く動けず、寝返りすらできずに看護士の方々には12時間おきに体勢を変えていただいたり、本当にお世話になりました。8日目頃から少しづつ回復しリハビリの先生方の助けでベッドの頭部分を少しづつあげれるようになり、その後起き上がれるようになり、ベッド上でのリハビリが始まりました。最初の手術後はただ歩けるようになることに精一杯でしたが、二度目の手術後は、リハビリの合間にベッドの上で音取りなど、音楽をする気がやっと出始め、勉強を再開しました!
まだ医療の中で一番強い痛み止め漬けで、毎日痛みと戦っていますが、今となっては時間薬で、8時間に及ぶ手術が一瞬で回復することはなかなか厳しく、胸椎という場所だけに長いリハビリが必要なようです。完治することは厳しい病気ですが、神様が僕にこういう試練を与えたのは、僕ならこの試練を乗り越えられると考えたんだろうと思い、悩むよりも戦って頑張っていく姿をお見せすることで少しでも同じ病気で苦しんでいる方々に戦う勇気を持っていただけたらと、思っています。
こういう病気になって、改めて”普通の生活”ができることの喜びと幸せをひしひしと感じています。

年末になんとか退院し、今はまだ強い痛みと戦っていますが、頚椎の手術までは日が空くので、まずはリハビリを頑張り、普通の生活、音楽活動を送れるように今は一日、一日を前向きに過ごしていこうと思っています。
突然の報告でびっくりさせたかもしれませんが、これからも病気には負けず、歌い続けていきますので引き続き更なる応援、

よろしくお願いします。 

難病なんかに負けて入られません! 

頑張ります!
そして、これを機にぼちぼちブログを再開しようと思います。

最近はインフルエンザも流行ってきているようです、みなさんも体調には気をつけてお過ごしください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


# by mondoarmonia | 2019-02-04 19:58 | altro - その他