イタリアで生活する歌手   渡辺弘樹が送る      「アナログ」な生活…


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牛から直結牛乳販売機!

彩ちゃんの来てた昨日、レオの家に遊びにいきました。

彩ちゃんとレオも久しぶりの再会で、とても喜んでいました。
レオの家のすぐそばには酪農農家があって、そこには絞り立て牛乳の自動販売機があります。
いつもならいたるところに所狭しといる牛の姿が見当たらず、レオと『あれ、牛たちどこに行ってるんだろう?』っていいながらも、ま、向こうの方でメシ食ってるんちゃう?なんていいながら自販機に向かいます。。。

e0104154_2571629.jpg


入り口の上には『私の絞りたての牛乳よ』とでも訳しましょうか?
そう書いています!

中にはいるとすぐ左にプラスチックボトルの販売機があります。。
牛乳は1リットルごとの販売なので、家から容器を持ってきて買っても問題ありません。
このボトルが20セント。(日本円で約20円)

そしてそのボトルを買ったあとに、奥にある絞りたて牛乳の販売機の前にいって、1ユーロ入れます。
ここの牛乳さっぱりとしておいしいんですが、たったの1ユーロ。
しかも絞りたて!!!
いつもレオのところに来る度に寄っては買っていました。。。

さぁ、1ユーロを入れてボトルをセットしてボタンを押すと牛乳が勢いよくでてきます!

e0104154_315684.jpg


さらに近づくと・・・

e0104154_324481.jpg


こんな感じです。
ここの牛乳ほんとおいしいんです!
が、3日もすると冷蔵庫の中でヨーグルトになっちゃうんです。
やっぱり新鮮だとそういうもんなのかね?なんていつも話してたんですが、今日は買っているときに、ここの農家の主人が近づいてきました。
『あなたたちはいつもよく買ってくれてるっけ?』
『そうそう、ちょくちょく買いにきてるよ、彼女は(彩ちゃん)今日はじめてだけど・・・』
『そうか、いやあいつも買いにきてくれてありがとう、でも今日が最後なんだ・・・』
『最後って、何が?』
『もう、ここを閉めようと思って・・・いや、この前税理士とも握手して閉めたんだ・・・』
『えぇ?なんで???』

という会話のあと、いろんなことを説明してくれました。
この新しいMonti政権に変わってからよくなるどころか、払わなければいけない・・というものがさらに増え、もうすでに自分の友達の酪農家たちも次々と閉めてる。
結局は金持ちや大型スーパーや、財力のあるところが有利で、そういうところしかやっていけない国になっている。
牛乳はこの自動販売機で少しその場で売るの以外は、酪農教会に牛乳を売りにいってるんだけど、そこに牛乳を売りにいけば足がでる、それも大きな赤字。
10数年前のリラの時代に1リットル700リラ(今のユーロだと約35セント)、それがユーロになって物価は3〜4倍位、ガソリン代もとんでもなく高くなって、スーパーで買う牛乳の値段は倍以上、なのに、今買い取ってくれる値段は38セント、その牛乳を買い取ってもらうためにタンクローリーで牛乳を持っていって、家まで戻っていくのにかかるガソリン代はその牛乳の値段を遥かに超える・・・これじゃやっていけなくて当たり前。。。
今までいろんな仕事をしてきたけど、この仕事が好きで、子供ができてからも子供たちの教育にもいいと思って、バカンスはない、毎朝5時から牛の世話をして・・・っていう生活をしてきても、お金には換えられないものがあるから・・・と思ってたけど、ここまでのことをやられたら、牛乳を生産すればするだけ赤字になるんだから、残念だけど閉めるしかない。。。
1ヶ月以上どうするか考えて、悩みに悩んで、食べることもできずに10キロ以上痩せた、でも、もう決めたから。
決めた日に税理士を読んで、書類にサインして税理士と握手した日は涙が止まらなかったけど、今はすっきりした。
今日も100頭近い牛たちが、朝トラックが来て売られていったよ・・・
『何だ、そうだったんだ、だから牛たちがいなかったんだ・・・』
『あとまだ70頭ほどいるけど、来週中に皆売られていくことになってるよ。。。』
と。。。

ここの牛乳がなぜそんなに早く凝固していくかも聞きました。
最低限の問題ないだけの殺菌をしてあるからだけで、ほんとに牛乳だからだそうです。
スーパーで買う牛乳のほとんどは一度粉にされて、それを水で戻しているんだそうです。。。
長期間賞味期限があるものは、実際いろんなものを入れてて、牛からでてきた牛乳とはわけば違う、全く別もの、それにビタミンなどの栄養成分は一度加熱して粉末にされているから、全くない・・・とのことです。
なんだかそれを聞くと、スーパーの牛乳は怖いな・・・と思いました。
そんなことだったからここのは3日もしないで凝固するんだ・・・だったらこれからはどこでそんなうまい牛乳を買えばいいんだろうか。。。。
もう近所にはありません。。。

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43歳酪農家のこの決断、そしてこの国のやり方に悔しさと情けなさを覚えました。
同年代の彼の決断はほんとに勇気のいったことだと思います。
このまだ残っていた牛たちも、何かしら悲しい表情をしているのは気のせいでしょうか?


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by mondoarmonia | 2012-09-25 03:28 | cibo - 食